お知らせ
「夜間診療の現場って実際どんな雰囲気?」愛玩動物看護師さんが語る夜間勤務の職場環境
「夜間診療は緊張感が強くてピリピリした環境なのでは?」
「チーム医療はうまく機能しているの?」
獣医師として夜間診療に興味はあるけれど、実際の現場環境が気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、一般社団法人りんくう動物救急医療協会(RAEMA)で働く愛玩動物看護師さんの皆さんにインタビューを実施。勤務されている愛玩動物看護師さんの視点から、夜間診療の現場の雰囲気やチーム医療のあり方についてお話を伺いました。
-職場の雰囲気はメリハリがはっきり、でも穏やか-
RAEMA(=夜間勤務)の職場環境を一言で表すと?という質問に、「和やかだけどしっかり対応する」「メリハリがはっきりしている」という答えが返ってきました。
「驟雨=にわか雨」のように、忙しい時間帯とそうでない時間帯の切り替えがはっきりしているものの、全体的に穏やかな雰囲気が保たれているそうです。
「緊張感を持つのも大事ですが、長く集中力を保つことは難しいものです。緊急時にしっかり対応できるようにそれ以外の時に集中力を使わないでおくからこそ、長く続けられるのかなと思います」という声からも、持続可能な職場環境が整っていることがうかがえます。
人間関係についても「悩んだら相談できる」「それぞれの経験値がある」と、お互いの強みを活かした協力体制が築かれています。無理なく意識せずともコミュニケーションが取れる環境は、新しく加わる獣医師にとっても安心できるポイントでしょう。
-夜間診療ならではのやりがいと成長-
「立てない状況のワンちゃんが歩いて帰れるようになった時」「飼い主さんからの感謝の声」など、やっていてよかったと感じる瞬間も夜間勤務の方が多いように感じるそうです。地域に他の夜間診療施設が少ないため、「ここができて良かった」という声をよく聞くそうです。
また、夜間勤務を通じて感じた成長ポイントとして、以下のような内容が意見として出てきました。
- 細かい動物の変化に気づく感覚が養われる
- テレトリアージ(電話での緊急度判断)の能力向上
- 最新の救急医療情報に触れられる
特に救急医療に関しては「夜間だからこそ隙間時間があって、みんなのスキルが上がる」と語り、セミナーや勉強会で得た知識をスタッフ全員で共有する文化があるそうです。
-獣医師との連携で実践するチーム医療-
「先生がスムーズに診察に入れるように指示をもらえるよう積極的に動いている」と語るように、獣医師と愛玩動物看護師の連携が円滑に行われています。緊急時には時間との勝負になるため、獣医師の指示をしっかり受けながらも、先を見越して準備を進める体制ができています。
夜間勤務で働く魅力とは?
愛玩動物看護師の皆さんが感じる夜間勤務の魅力はこのような内容が挙がりました。
- 「理事やバイトの獣医師先生が来るから色んな知識を吸収できる」
- 「勉強熱心な獣看護師が多い」
- 「ピリピリはしていないけど、対応するときはしっかり対応する」
- 「無理せず夜間診療ができる」
- 「心の余裕がある」
- 「急かされずに診察できる」
- 「時間があるときに勉強できる」
また、インタビューの中で印象的だったのは、飼い主さんの知識が救命につながったエピソード。「知識って大事だな」という言葉からも、常に学び続ける姿勢を大切にする文化が根付いていることが伝わってきます。
獣医師として夜間診療に挑戦してみませんか?
愛玩動物看護師の皆さんが語る夜間勤務の魅力は、これから夜間診療に挑戦したい獣医師にとっても大きな安心材料となるでしょう。メリハリのある職場環境、チームとしての連携、そして常に学び成長できる環境。
「夜間診療に興味はあるけれど、一歩踏み出せない」という方も、新たな一歩を踏み出してみませんか?
RAEMAでは、あなたの挑戦をしっかりサポートする体制が整っています。
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