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RAEMAの廣池先生に聞く:夜間診療で得たやりがいと成長
夜間診療の最前線で活動する「一般社団法人りんくう動物救急医療協会(RAEMA)」では、獣医師たちが日々、飼い主さまとペットに安心を届けるために奮闘しています。
今回はRAEMAで活躍する廣池先生にインタビューを行い、夜間診療に携わるきっかけや日々のやりがい、そして成長についてお話を伺いました。
夜間診療を選んだ理由
――獣医師を目指したきっかけを教えてください。
廣池先生:「もともとは動物園の飼育員になりたいと思っていました。ですが、もっと直接的に動物と関わる仕事がしたいと思うようになり、獣医師の道を選びました。」
――夜間診療に携わるようになったきっかけは何ですか?
廣池先生:「獣医師として4年目くらいのとき、自分の専門分野について真剣に考え始めました。そのときに参加した救急医療のセミナーがきっかけです。緊急対応の重要性ややりがいに魅力を感じて、夜間診療の道を選びました。」
夜間診療で感じるやりがい
――夜間診療ならではの魅力は何だと思いますか?
廣池先生:「やはり、緊急対応で命をつなぐことができた瞬間ですね。後日『元気になりました』と聞いたとき、この仕事をしていて本当によかったと思います。」
――印象に残っているエピソードはありますか?
廣池先生:「迷子になって弱っていた猫ちゃんを保護した飼い主さんが来院されたことがあります。その猫ちゃんはかなり衰弱していましたが、一命を取り留めました。その後、その飼い主さんが掲示板に情報を載せたところ、元の飼い主さんと再会することができたんです。このような瞬間は本当に感動します。」
一方で、辛い経験もあるそうです。
「車にぶつかった犬の救命に尽力しましたが、助けられなかったケースもありました。こうした経験は辛いですが、それでも次につなげるために学び続けることが大切だと感じています。」
職場環境とチームワーク
――RAEMAの職場環境について教えてください。
廣池先生:「緊張感のある現場ですが、スタッフ同士が穏やかな雰囲気で支え合っています。緊急時には獣医師と看護師が一丸となり、それぞれの役割を全力で果たします。心肺蘇生などの場面ではスムーズな役割分担ができていて、本当に頼りになるチームだと思います。」
――新しく入職したスタッフへのサポート体制はどのようになっていますか?
廣池先生:「新人獣医師にはこれまでのやり方を尊重しつつ、施設内の薬品や設備について看護師と連携してサポートしています。また、新人さんが安心して働けるよう、先輩スタッフも積極的に相談に乗っています。」
夜間診療で得た成長
――夜間診療を通じてどんなスキルや成長を得られましたか?
廣池先生:「緊急対応の判断力が身についたことです。以前は他のスタッフや勤務先の先輩獣医師に頼っていた部分も多かったですが、今では自分で迅速に対応できるようになりました。また、少人数体制なので責任感も鍛えられます。」
――学び続ける環境についてどう感じていますか?
廣池先生:「月1回開催されるカンファレンスでは最新情報を学べますし、現場で直面した課題についても相談できます。また、外部講師によるセミナーもあり、自分自身のスキルアップにつながっています。」
あなたへのメッセージ
――最後に、RAEMAで働くことを検討している方へのメッセージをお願いします。
廣池先生:「RAEMAは夜間診療という特別な環境で多くの経験を積むことができる場所です。緊急対応力や判断力など、昼間診療では得られないスキルを身につけられるだけでなく、『ペットと飼い主さんに安心を届けたい』という思いを実現できる職場だと思います。一緒に成長しながら働いてみませんか?」
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