お知らせ
曖昧な経験則を“確かなロジック”に変える、RAEMAの症例検討会とは。

教科書には載っていない、複雑な病態。 正解のない選択を迫られるプレッシャー。
臨床獣医師なら誰もが経験する、その「答え合わせのできない不安」を、RAEMA(りんくう動物救急医療協会)は個人の胸の内に留めさせません。
私たちが大切にしているのは、「チームの集合知で、経験をロジックに変えること」。
今回は、RAEMAの学びの核となる「オンラインカンファレンス」についてお話しします。
教科書ではなく「昨日の現場」から学ぶ

一般的なセミナーや学会と、私たちのカンファレンスの最大の違い。 それは、「自分たちが直面した“生きた症例”が教材である」ということです。
RAEMAでは定期的に、実際のカルテや検査データを画面に映し出し、参加者全員で検討会を行います。
「なぜ、この局面でその処置を選んだのか?」 「この波形の変化を、どう読み解くべきだったか?」
架空のケーススタディではありません。自分たちが汗をかき、悩み抜いた現場の記録だからこそ、そこには圧倒的なリアリティと熱量が生まれます。
世界基準の知見に、その場でアクセスする

このカンファレンスには、強力なメンターが存在します。 RAEMAと顧問契約を結んでいる、米国獣医救急集中治療専門医の上田 悠先生です。
画面越しに繋がった上田先生に対し、私たちはその場で疑問をぶつけます。
「自分はこう考えたのですが、先生ならどう判断されますか?」
これに対して、世界基準の最新エビデンスに基づいたフィードバックが返ってきます。 一方的な講義を聞くのではありません。 「現場の獣医師の悩み」と「専門医の知見」が、双方向の対話によって繋がる瞬間です。
他の獣医師と共に「思考を整理する場」

「カンファレンス」と聞くと、自分のミスを指摘され、厳しく追及される場(いわゆる“詰められる”場)を想像して身構えてしまう先生もいるかもしれません。
でも、RAEMAの空気感はまったく異なります。
ここは、参加する複数の獣医師先生たちが思考のプロセスを整理する場所です。
誰かの失敗を責めるのではなく、「どうすれば次は救えるか」をチーム全員で建設的に議論する。
心理的安全性が担保されているからこそ、「実はあの時、判断に迷って…」という本音をさらけ出すことができます。
経験則が「ロジック」に変わる

このカンファレンスを重ねることで、獣医師として最も大きな変化を感じる瞬間。 それは、「感覚的だった経験則が、言語化されたロジックに変わる時」です。
「なんとなく、こっちの薬が効きそう」 という曖昧な直感が、 「この病態生理に基づけば、この機序を持つ薬剤が適切である」 という確信に変わる。
頭の中のモヤモヤしていた霧が晴れ、思考の道筋がクリアに見えるようになる感覚。 これこそが、獣医師としての「OS(思考回路)」がアップデートされる瞬間です。
ひとりじゃない。だから、強くなれる。

夜間救急は、過酷な現場だと言われます。 しかし、その重圧を一人で背負う必要はありません。
悩んだ症例はチームで共有し、専門医の知見を借りて、未来の糧にする。 そうして得られた「確かな根拠」は、次の患者さんを救うための最強の武器になります。
もし今、あなたが臨床の現場で孤独や行き詰まりを感じているなら。 一度、私たちの輪に入ってみませんか?
RAEMAには、共に悩み、共に学び、互いに高め合える仲間がいます。 まずは見学で、この「熱気」と「温かさ」を感じに来てください。
👉 [採用詳細・見学のお申し込みはこちら] https://tsunag.work/jobs/1937/