お知らせ
夜間診療のリアル―上林獣医師が明かす夜間診療で働く本当の魅力
―現場で働く獣医師は、どんな思いで、どんな環境で夜間診療に向き合っているのか。
今回はRAEMA(りんくう動物救急医療協会)で非常勤獣医師として活躍する上林先生に、夜間診療のリアルな現場ややりがい、職場の雰囲気についてお話を伺いました。
「応募しても大丈夫かな…」と迷うあなたの背中をそっと押す、現場からの本音をお届けします。
―まずは、上林先生がRAEMAで働くことを選んだきっかけを教えてください。
上林先生: 「私は昼間の動物病院で働き始めて4年目になります。RAEMAの夜間診療には開院当初から関わっています。獣医師になったのは、子どもの頃から動物が大好きで、高校卒業のとき“どうしたら動物に携われるか”を真剣に考えたのがきっかけでした。RAEMAで働くことになったのは、昼間の動物病院の代表の紹介がきっかけで、獣医師としてスタートして半年ほどで夜間診療に挑戦することになりました。」
―夜間診療の現場で、どんな時にやりがいを感じますか?
上林先生: 「夜間診療は昼間と比べて緊急症例がとても多いのが特徴です。夜間は本当に命に関わる場面が多く、夜間の経験が昼の病院で活きることも良くあります。たとえば、意識がなかったワンちゃんが回復して歩いて帰ってくれたとき、『この仕事をやっていてよかった』と心から思いましたし、同様の症例が昼間に起きた場合はこの経験を生かして対応することができます。 また、夜間は1件1件の症例にしっかり時間をかけられるのも魅力です。昼間よりも比較的じっくり向き合えるので、充実感がありますね。」
―夜間診療での学びやスキルアップの機会について教えてください。
上林先生: 「RAEMAでは定期的にカンファレンスや症例検討会があり、最新の治療法や診断技術を学べる環境が整っています。ここで得た知識が昼夜問わず診療に役立つことが多いです。たとえば胸水や痙攣の対応など、カンファレンスで学んだことが現場で生きることもありました。 参加できないときも後から録画で学べるし、実際の症例やその対処方法など、有料セミナー級の内容が聞けるのは本当にありがたいです。」
―RAEMAの職場環境やチームワークについて感じていることは?
上林先生: 「経験豊富な看護師さんが準備を手伝ってくれたり、日数が少ない勤務でもスタッフ同士で助け合える雰囲気があります。みんな優しくて、てきぱきしているので、安心して働けます。困ったときはすぐ相談できるので、未経験の方でも心配いりません。私は非常勤で慣れるまで時間がかかりましたが、先輩獣医師先生や看護師さんがいるので、続けることができています。」
―RAEMAでの経験が今後のキャリアにどう活きると感じますか?
上林先生: 「ここの夜間勤務を経験することで、普段の診療では出会えない症例や他院の獣医師の診療方法、新しい知識に触れられるので、獣医師としての視野がとても広がりました。昼間だけでは得られない成長があると実感しています。」
―最後に、RAEMAで働くことを検討している方へメッセージをお願いします。
上林先生: 「夜間診療は割とヘビーな症例も多いですが、最初は自信がなくても助けてくれる仲間がいるので大丈夫です。他院の術式や方法を学べる環境ですし、スタッフはみんな優しく手厚くサポートしてくれます。今以上に成長したい方にはぴったりの職場だと思います。 “自分にできるかな”と不安な方も、ぜひ一度現場を見学してみてください。」
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