大阪府の夜間救急動物病院『一般社団法人りんくう動物救急医療協会』

新着情報

「臨床決断」の質を変える。アカデミアと民間が融合した「夜間救急」というキャリア選択について。

臨床の現場において、教科書的な「正解」が通用しない瞬間に遭遇したことはありませんか?

特に夜間救急というフィールドは、情報が断片的であり、かつ一刻を争う判断が求められる特殊な環境です。そこにあるのは、単なる恐怖心というよりは、獣医師としての力量が試される「静かなるプレッシャー」と言えるかもしれません。

今日は、一般社団法人りんくう動物救急医療協会(RAEMA)が考える、少し新しいキャリアの形についてお話しさせてください。

 

■ 個の成長が、チームを強くする

「大学病院」と聞くと、特定分野を極めるスペシャリストの集団をイメージされる方が多いでしょう。 実を言うと、RAEMAの現場は少し毛色が異なります。

私たちが目指しているのは、「ジェネラリストであり、チームメンバーであること」です。

日中の一次診療において、不意の急変や難治症例に直面した際、バイタルを安定させ、論理的な道筋(ロジック)で飼い主様を導くことができるか。 年間2,503症例という圧倒的な「n数(症例数)」に触れ、米国専門医とのカンファレンスで思考プロセスを磨く日々は、獣医師としての基礎体力を劇的に向上させます。

ある意味、ここは「専門医になるための修行の場」である以上に、「地域医療の最前線を守るための道場」なのです。

 

■ 臨むキャリアに応じて幅広く学べる環境

RAEMAは大学施設内にありながら、運営母体は民間の協会です。

だからこそ、高度医療機器を駆使しつつも、「コスト意識」や「説明責任(インフォームドコンセント)」が求められる場面もあり、キャリアの希望に応じて経営的観点を学ぶこともできます。 限られたリソースの中で最良の結果を導き出す思考法。これは、将来ご自身で開業された際、病院経営を支える最も重要な「柱」となるはずです。

 

■ 傍観者ではなく、当事者として

ただ漫然と症例をこなすだけなら、他の病院でも良いかもしれません。 しかし、RAEMAには「学民共同」という独自の文化があります。大学の知見と、民間の機動力。この二つが交錯する場所で、ご自身の臨床医としての「OS」をアップデートしてみませんか?

ここで得られるのは、知識だけではありません。 不確実な状況下でも、迷わず最適解を選び取る「決断力」です。

もし、今の臨床に閉塞感を感じているのなら、一度私たちの現場を見に来てみてください。