お知らせ
救急医療のその先へ。学民共同の知見を、地域の安心へ循環させる夜間獣医師募集
救急で磨いた一手を、社会の安心につなげたい。一般社団法人りんくう動物救急医療協会(RAEMA)は、大阪公立大学獣医臨床センター内で日本初の学民共同型夜間救急動物病院を運営しています。
夜間の現場は速く、重く、責任も大きい——だからこそ、そこで得られる知見は貴重なものです。RAEMAは、その知見を大学や地域獣医師との一体的な取り組みへ循環させ、地域の医療発展に生かしていきます。
▶救急から広がる地域の安心

RAEMAは、大学と地域獣医師が一体となって救急獣医療を提供し、地域へ安心を届けます。来院前の電話トリアージ、到着後の初期安定化、複数名体制での外科処置、標準化された紹介・日報フローまで、一連のプロセスを徹底。
夜は状態安定を優先し、その後に診断へ進む——この夜間ならではの思考を共有することで、一件一件の診療を確実に地域の安心へつないでいます。
▶学民共同がつくる知の循環

ICU、内視鏡、ハイスペック超音波など大学の設備や図書室の活用、定例カンファレンス、外部講師によるセミナー、米国獣医救急集中治療専門医への遠隔相談など、学術支援が日常的にあります。
現場の声はRAEMAから大学へ正式に上がり、運用へ反映。学術活動や実績の積み重ねによって信頼を高め、期待に応え続けることで安心と期待の循環を生み出すことを掲げています。
救急で得た学びを共有し続けることが、地域貢献と教育の土台になります。
▶あなたの知見が、次世代を育む

長期的な目標として、地域貢献と学生教育のサポートを両立し、南大阪発の文化として発信することを掲げています。夜間救急で得た知見は、大学での学びやカンファレンスを通じて言語化・共有され、次世代の育成へとつながります。
大学と地域獣医師が一体となる枠組みの中で、救急の現場知を地域の安心の基盤へ還元していきます。
▶夜間診療が創るキャリアパス

入職1〜2年目は先輩の指導のもとで診療・手術を重ね、3〜5年目は後輩指導や役職への挑戦を通じてリーダーシップを育みます。6年目以降は副院長・院長として、組織運営や地域医療への貢献に携われます。救急で培う総合力は、将来の専門特化や独立にも強い推進力となります。
また、勤務は20:00〜29:00(診療受付21:00〜27:00)。全身麻酔を伴う処置は複数名体制で安全に行い、紹介状の作成や日報記入など事務作業も含まれます。研修動画や定例カンファレンス、現場OJTで夜間ならではの思考と動きを身につけられます。基本は残業をしない運用で、他院勤務との調整も相談可能です。
▶おわりに

大阪で夜間獣医師として、救急の知見を地域の安心へ循環させる仕事に踏み出しませんか。
診察見学は随時受け付けていますので、お気軽にお申し込みください。